1973年2月6日 第27回・日本橋三越洋蘭展にて最初の日本洋蘭農業協同組合(J.O.G.A.)のメダル審査始まる。
最初は下記の4種類の賞からなる
GM・・・・・・・・・・ Gold Medal 90点以上
SM・・・・・・・・・・ Silver Medal 80〜89点
BM・・・・・・・・・・ Bronze Medal 75〜79点
SQ・・・・・・・・・・ Certifcate of Superior Quality(営利的に優れた特性を有する個体)
以下、追加された賞
CCM・・・・・・・・・・ Certificate of Cultural Merit 80点以上 (特別に優れた栽培に対して賞)
CHM・・・・・・・・・・ Certificate of Horticultural Merit (原種或いは自然交雑種で園芸上優れた特色を持つ個体)
CBR・・・・・・・・・・ Certificate of Botanical Recognition (原種或いは自然交雑種で植物学上特に珍しい個体)
AQ・・・・・・・・・・・ Award of Quality (質的に特に優れた改良を示す交配
東京ドームにてJGP始まる
個別審査株 1322株 会場内総株数 約6万4千株 参加国28ヶ国 入場者総数 41万900人
英国 Kew Garden 及び R.H.S.(英国王立園芸協会)が植物の遺伝子レベルでの分類方法にて再分類しておりラン科植物も大きく変更されており2007年内にまとまるとのこと、これに伴い属名、種名が順次変更される。
Brassavola (略 B.)属から | |
Brassavola (略 B.) | nodosa, perrinii 等、葉は肉厚で円柱または線形の種はそのまま。 |
Rhyncholaelia (略 Rl.) | digbyana, glauca 等、葉が肉厚で長楕円型の種。 |
Cattleya (略 C.)属から | |
Cattleya (略 C.)属 | 南米産の種はそのまま。 |
Guarianthe (略 Gur.)属 | aurantiaca, skinneri 等中米産の2枚葉の種。 |
Laelia (略 L.)属から | |
Laelia (略 L.)属 | メキシコ産の anceps, goldiana 等はそのまま。 |
Sophronitis (略 S.)属 | ブラジル産の milleri, pumila, purpurata 等全部。 |
Odontoglossum (略 Odm.)属から | |
Odontoglossum (略 Odm.)属 | 南米産の crispum, harryanum 等はそのまま。 |
Cuitlauzina (略 Cu.)属 | 今のところメキシコ産の4種 pendula 等。 |
Lemboglossum (略 Lemb.)属 | 中米産の bictoniense, rossii 等。 |
Osmoglossum (略 Ogm.)属 | メキシコ産のリップが上に付く種 pulchellum 等。 |
Rossioglossum (略 Ros.)属 | メキシコ産の grande, williamsianum 等。 |
Oncidium (略 Onc.)属から | |
Oncidium (略 Onc.)属 | forbesii, varicosum 等はそのまま。 |
Caucaea (略 Cauc.)属 | nubigenum, phalanopsis 等。 |
Cyrtochilum (略 Cyr.)属 | macranthum 等、花茎が蔓のように伸びる種。 |
Psychopsis (略 Pyp.)属 | kramerianum, papilio 等、バルブは小さく、硬い葉を一枚付け、花は一輪ずつ咲き続ける。 |
Tolumnia (略 Tolu.)属 | henekenii, pulchellum 等、剣葉の種。 |
Trichocentrum (略 Trctm.)属 | cebolleta, lanceanum 等、バルブがほとんど無く厚肉の葉を持つ種。 |
Zelenkoa (略 Zel.)属 | onustum 等。 |
R.H.S.(英国王立園芸協会)で Sophronitis 属を Cattleya 属に移行、ブラジル産の元、Sophronitis,Laelia はすべて Cattleya 属に統一された。今までのSc.はただのC.に、Sl.はLc.に変更。昨年の会議ににより決まり、2009年4月から実行と言うことになったらしい。
Kew Garden のホームページでは5月の現段階ではまだ Sophronitis 属は残っている。
Sophronitis 属がすべてなくなるのか、いくつかの種が残るのかは今のところわからない?
あまりにも急な出来事でビックリ、春にはオープンハウスにお邪魔して元気なお姿を拝見していたのに。
昨年の暮れあたりか具合が悪いとは聞いていたが蘭展シーズはあっちこっちと飛び回っていたし東京ドームでも元気でお孫さんと一緒に歩いているところ見ていたのでたいしたことは
無いのだと思っていた。
社長の話では4月の須和田さんでのオーキドワンの時には体長はかなり悪くて入院していたとか。
国際の会長と同年代で洋蘭業界には多くの業績を残された人の一人。ご冥福を祈ります。
国際園芸で研修して浜松で蘭園を開いていた。10年ほど前から体調不良で寝込んでいた。国際に入ったころは仕入れに西の方に行った時はよらしてもらい色々と話を聞かしてもらい勉強になりました。
会長が仲人をした数少ない人の一人。ご冥福を祈ります。
カトレアの育種販売していたオーキドワングループの一員でした藤井洋ラン園さんが閉園されました。
入社したころ当時の社長に連れて行かれ、あの頃はカーナビなど無く社長がこっちの方に藤井さんの匂いがするとぐるぐると回ってたどり着いた記憶があります。
温室もそのころは小さな棟が幾つかあったような。当時の園主さんも釣り好きで温室内の生簀にタイ釣り用の生き餌を飼っていたとか。
現園主さんはオーキッドワン、JOGAの役員とご苦労さんでした。